かちとき橋見学ツアー

かちどき橋

2010年10月28日の朝日新聞の神奈川版に、「「開かず」40年雄姿に夢」と題された記事が掲載されていた。私は浅草に寄るときは必ず隅田川を見ることにしているが、そういえば一度も「勝鬨橋」を見に行ったことがないことに気づいた。「勝鬨橋」(かちどきばし)は、70年前の1940年(昭和15年)6月14日に完成された。当時の最先端技術で作られた橋で、大きな船が通過するときに橋が開く、「跳開橋」(ちょうかいきょう)としては東洋一の規模だったらしい。当時は、車だけでなく電車(都電)も走っていたというから、開橋するときの光景はさぞかし圧巻だったと想像する。

 

かちどき橋は、1日2回〜3回、長さ246メートルで中央部の44メートルがハの字形に70度の角度に開いた。多いときは年間、800回も開閉していた。しかし、隅田川を行き来する船が減り、逆に橋の上を通る車の量が増えたので、1970年(昭和45年)11月29日を最後に、その使命を終わりにした。橋の開閉用に使われていたモーターは2台づつあり、重りが入っていてやじろべえの様な構造となっていた。橋の片側は2000トンもの重量があり、このモーターが橋の開閉を行っていた。しかし、モーターは見かけよりも小さいもので記事では、トヨタのハイブリッド車のエスティマの前部モーター143馬力より非力だとのことだ。モーターは、通常は1台ずつ使うが、負荷がかかる風の強い日や雪が積もって橋が重くなった日などは、2台のモーターを使って橋を開閉した。

 

 

 

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かちどき橋の無料見学

現在、勝鬨橋は「開かずの橋」になってしまったが、橋の内部を見ることができる。見学は毎週火曜日・木曜日・金曜日・土曜日 9時30分〜16時30分 (12月29日〜1月3日を除く)(12月1日〜2月28日までは、9時〜16時)となっている。見学は、予約制となっているので(財)東京都道路整備保全公社に問い合わせると良い。但し、高さ3.5メートルのはしごを上り下りする際に落下防止用の金具を取り付けるため、6歳以上で身長が110センチ、体重100キロ以下という制限がある。さらに、ツアーには専門家向けや、海外からの見学者用のものもあるという。

 

・橋脚内見学ツアーの申し込み
 〒163-0935 東京都新宿区西新宿2−3−1
 新宿モノリスビル内郵便局私書箱7052号
 東京都道路整備保全公社「かちどき 橋の資料館」予約

 

 場所 中央区築地六丁目地先(築地市場勝どき門横)
 入場 入場は無料です。

 

 (財)東京都道路整備保全公社
 03-3543-5672

 

かちどき橋の資料館

 

 

 

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